【投資初心者向け】株式投資の始める前に絶対に知っておくべきポイント4つを厳選

多くの投資の中でも一番有名なものは、株式投資である。余ったお金で会社の株式を購入し、株価が上がれば売却することで利益を得ることが出来る投資手法だ。これから始めようと思っているあなたに株式投資で大切な考え方をここでシェアする。

これを見ているあなたはこういう課題を抱えているだろう

  • 投資に興味を持ったが何から始めたらよいか分からない
  • 株式投資をやっている人からおススメされたがそもそも何をするのかわからない
  • テレビなどで株主優待や配当金について知ったがどうすればそれらを得られることが出来るか分からない

私はこれまで、働きながら株式投資で2000万円の利益を得てきた。また大手会社の経理財務部の立場で実際に会社の経営に携わる側におり会社側の気持ちも理解している。

投資する人=資本家

まずは投資の世界に足を踏み入れるということがあなたの人生にどのような影響を及ぼすかということについてお伝えする。

「おめでとうあなたも資本家の仲間入りです。」いきなりこれを言われた人は「何を言い出したんだ」と思うかもしれないが、間違いなく資本家になったと言える。

テレビ等で資本家は、高級住宅地に住むセレブな人というイメージを与えているのでそう思う人が多いと思う。投資するということはお金に働かせてそこから収入を得ることを指している。普段会社に行って時間と体力を使って得る労働収入ではなく、お金にあなたの代わりに働いてもらうということだ。

まずはこの考えを理解してほしい。もう一度言うが

お金に働いてもらうこれが一番大事だ。

会社で部下を持ったり後輩を指導する立場にいる人は想像しやすいと思うが、人に意欲的に働いてもらうためには統一した相手の考えを理解することが不可欠だ。人それぞれこれまでたくさんに人生経験をしてきたから容易に答えにたどり着くことが出来ると思う。だが株式投資については今まで経験がないからどのように接した方が良いか分からない

”お金”という部下に働いてもらうためには、あなたはお金に対してリスペクトを持ち、その性質を知ることが必要だ。

投資を行う上で理解しておくこと

投資を行う上で予め理解しておかないといけないことがいくつかある。マネーリテラシーを知らない日本人にとっては知らないということが致命傷になる。

銀行へ預ける=損している

銀行へ預けていると一番安全だし、損しないと思っている人が一番危ない。日々ニュースでも報道されているがその意味を良く理解していない人が多い。バブル時代は銀行に預けることで確かに利息をもらうことが出来たが、2021年現在は全く異なる構図になっている。

下の図を見て欲しい。銀行預入金利の推移を表しているが、2021年現在、金利は0.001%となっている。ほぼゼロに近い。バブルが崩壊するまでは、5%というのが当たり前であった。

日本銀行 基準貸付金利1950年-2021年

これは別の記事でも紹介しているが、100万円を銀行に預入したとしても一年でうまい棒一本と同じなのだ。

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また機会損失も大きい。普通に投資していれば、年数%の利益を得られることが出来るので、それを得られることができない分損しているのだ。

リスクとリターンについて

物を売るビジネスと同様に投資には必ずリスクは付いて回る。そもそもリスクとは何だろうか?

例えばあなたが弁当屋さんを経営しているとしよう。

弁当をお客さんに売る商売なので、予め弁当の具材を購入して弁当の形にしてそれを販売する流れになるだろう。弁当を作ったのにも関わらずそれが売れ残ってしまった場合、廃棄しないといけない。つまりいくらかは廃棄するというリスクがあるのだ。その分お弁当を売って収入を得るチャンスもある。

投資は金融商品という物を購入して売却するものだ。株式投資というが要はどこかの会社の株式(金融商品)を市場(東京証券市場)で売買するということだ。

全ての製品には需要と供給の法則が存在し、もちろん株式投資にも当てはまる。つまりみんなが買いたいと思う株は値段が上がるし、逆の場合は値段が下がるのだ。購入した後に値段が下がってしまった場合は損になる

短期的より中長期(1年単位)で見ること

大事なのは中長期で保有し続ける広い視野である。

特に始めたての初心者の人には気を付けてほしいことがある。少し損が膨らんでしまう可能性もあるが、選んだ株は最低でも1年は様子を見てみることをおススメする。

そもそも私のブログを読んで頂ければよっぽどのことがない限り直ぐに大損する株は購入しないと思う。

これは皆さんが毎日使っている商品を販売している“花王”の一年間の株価の動きを示したものである。一度は社名も聞いたことがあるのではないだろうか?

こんな会社でも一年間の間に9000~7000円を行ったり来たりしているのがわかると思う。超大手の会社でさえこのように変動があることから、下落したからどうしようと思う必要はない。まずはそういった心配のない株を購入するということを前提に考えてほしい。

いわゆるジェットコースター的な動きをしている株は最初の内は購入しない方が良い。なぜならリスクが高くなり投資効率が悪くなるからだ。

会社は劇的に何かをすぐに変えるということは出来ない。だが時間をかけて確実に成長していく”生き物”なのだ。それをコントロールしているのが我々の役割だ。

会社を経営する視点になってみる

株を購入するということは会社の経営に携わるのと同じ意味である。

会社はなぜ株式をわざわざ販売しているのだろうか?

株式を発行する事により得られる資金を活用して新しい投資や事業成長に役立てている。つまり株を購入した人はその会社のスポンサーになるわけだ。

会社のスポンサーになる理由を見つけられるかがポイントとなる

色々な考え方があると思うが、主に金融業界(株価を動かす人)は会社の経営状況を見て今後も継続して成長していくかという点に注目している。なぜならそういった会社は需要がどんどん上がり株価も上がっていくからだ。

いかがだっただろうか?
これから株式投資をやろうと思っている人は今日述べたポイントを頭の中に常に持って欲しいと思う。これはちゃんと運用している人は必ず心得ているポイントだ。

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