「経験者でもよく間違える」投資前に会社を分析する理由を徹底解説!

「インフルエンサーやtwitterなどでおすすめされた株を購入しようかなと思うけど、どうやって会社の株を決めようかな。」

株を購入する前に迷っている人の疑問にお答えします。

本記事の内容

株式の選び方について説明していきます。株を始めようと思っている人に向けて分かりやすく解説していきます。

テクニックのお話をする前に、株式投資を始める上での考え方がメインになります。
中級者の方でも意外と理解せずにやってしまっていることが多い内容です。知っているのと知らないのでは天と地の差です。

投資をする前にまずは会社の事を良く知ろう


株式投資を行う前に、自分はどこに対して投資しようと思うのか。まずは自分の心に問いかけてみましょう。あなたの頑張って働いたお金を投資するので、1円たりとも無駄にしたくないはずです。
「無くなってもいいや」と思って投資することは絶対にやめましょう。

また投資先の会社の事を理解せずに株を買ってしまうケースがよくあります。訳の分からないまま市場が悪化し含み損を抱えて塩漬け(売りたいが損が大きくて売れない)となってしまいます。
なぜその会社の株価は下がっているのか?今後どうなっていくことが予想できるのか?自分なりの答えを必ず持つことが非常に大切です。

それが出来ないのであれば、その会社に投資することはやめましょう。

ではどういったポイントで投資先の会社を理解しておくべきか説明していきます。

・何を販売(サービス提供)している会社?
・どうやって稼ぎを出しているのか?
・その会社の価値(投資する意味)は何?
・他の会社と違う点は何?

何を販売(提供)している会社?


会社はものを販売、もしくはサービスを顧客へ提供します。その対価を得ることで利益を生んでいく生き物です。

市場の動きは刻一刻と変化します。製品やサービスを買いたいという人が多ければその会社の製品は売れていきますし、逆の場合は売れなくなります。誰も売れないビジネスを展開している会社に投資しようと思いませんよね。

初心者でよくあるのはこういう心理です。
・株価が上がっているからこの会社を買ってみよう(人気かもしれない)
・株価が下がっていてあの人がおすすめしている買ってみようかな(上がるかもしれない)

株価と会社の業績は必ずしも一致しないことがよくあります。そのため株価を中心として判断することはとても危険です。

どうやって稼ぎを出しているのか?


会社の製品が何か分かったと思います。その次はその製品を使ってどのように稼ぎを出しているのかチェックしましょう。

大きく分けて2つのタイプがあることを覚えておいてください。

・安く販売してたくさん量を売るタイプ(薄利多売)⇒スーパー
・高く販売してすくない量を売るタイプ(高付加価値)⇒精密機械

スーパーで売られる商品は薄利多売のケースにあたります。1つあたりの利益は少ないけど、需要はたくさんありたくさん販売することによって利益を確保するモデルです。

精密機械はたくさん作るということは出来ません。需要はそこそこありますがスーパーで売られる食料品などのレベルではないです。ですが1つ当たりの商品価値が高く、高値で販売することにより利益を確保するモデルです。

他社との違いは何?


販売製品と収益モデルがわかったと思います。しかし株を買えるのはその会社だけではないはずです。市場を独占していない限り同業他社が存在するはずです。
例えば、冷凍食品だと、「味の素」「ニッスイ」「ニチレイ」「マルハニチロ」「日清製粉」など複数社が簡単に挙げられることでしょう。それぞれの会社の特徴を理解することが必要です。
事業規模、利益規模、効率性、配当利回り、高い営業利益率などなど。切り口はたくさんあります。

その会社の価値(投資する意味)は何?


販売製品と収益モデルがわかったと思います。そして他社との比較でその会社の特徴がよくわかってきたことでしょう。
最後は自分が納得が持てるかという点です。

これまで数字などで比較をしてきて、何となく投資検討中の会社状況がわかると思います。しかしその数字だけを見てほんとに買いたいかと言われるとそうでもないことがあります。

投資の世界に正解は正直ありません。やっちゃいけないことはたくさんありますが、それを避ければ他は全て正解。
たくさんある中から自分が納得して買うということがとても重要です。

車を持っている人ならわかると思います。メーカーを比較して、自分の好きなタイプの車をある程度絞ると思います。その中から選ぶのは最後は自分が気に入ったものを選びますよね。投資もこれと同じです。

長期間保有を前提としているので、長いお付き合いになるわけです。この会社嫌だなと思うところに投資をしても愛着がわかず、管理も行き届かずに、塩漬けになってしまうことだってあるんです。

まとめ

投資をする前に会社の事を良く知っておかないといけないという心構えを説明しました。後から振り返りを実施したときに理由を持っていない場合は事前の準備が出来ていなかったと思ってください。

チェックする項目は
・何を販売しているのか?
・どうやって稼ぎを出しているのか?
・他社との違いは何か?
・自分が納得しているか?

こちらの4点でした。
分からないところがあれば繰り返し読み直すことをおすすめします。シンプルですが非常に重要です。
焦って高値で株を買うよりは、冷静にゆっくり考えて購入する余裕を見せるのも大事ですよ。

最新情報はここから!