【成長株投資】2021年 超最新版 フロイント産業への投資を決意したわけ

皆さんこんにちは!

6月に入り、年度決算発表のシーズンになりました。

高配当ですでに有名な株を紹介してきましたが、今日は少し経路は違いますが

これから成長が大いに期待できる会社をピックアップします。

成長株というと、ベンチャーだったり、IPOというのが皆さんのイメージだと思いますが、実はそうでもないこともあります。

今日ご紹介する会社は歴史は古いですが、これからの産業を支えていく商品の製造・販売・開発を担っています。

成長株&長期投資に適した株だった

フロイント産業さんは、私の大好きな部類の会社でした。運命的な出会いかもしれません。

JASDAQに上場していて、規模はそれほど大きくない会社ではあります。ですが今後の成長見込みと現在の投資価値を比べて、今スグに投資したいと思いました。

そう思った理由を説明していきますね。

※あくまで、私自身の経験に基づく考えになります。投資の判断についてはご自身のご判断でお願いします

財務の観点で

2021年5月31日に発表されました、有価証券報告書をベースに会社情報をある程度読み込みました。

評価 :4.5/5。

この規模感の会社であれば、文句なしの安定さがあると思いました。

そのため、4.5評価にさせて頂きました。

キャッシュバランスについて

財務諸表の現金保有率をまずは確認。

33%となりました。

これは平均的な数字となります。同額の営業債権(1年以内に現金化される予定のもの)もありますので、キャッシュ保有の観点では問題ないと思います。

債権回収率は?

会社はモノを売って、その分の代金をしっかりもらわないといけません。

モノを売った後にお金としてもらえる権利を債権と呼びます。この債権が平均どれくらいで回収(現金化)出来るかという指標を確認しました。

売上債権回転期間と言いますが、難しい言葉は覚えなくてOKです。

約100日という結果になりました。つまり約3か月でモノを売って、代金を回収するというフローが出来ているということを指しています。

これは業界水準レベルのため、問題ないです。

貰う金額と払う金額のバランス

会社は販売先からお金をもらう行為以外に、仕入れ先や銀行から購入または借入したものに対して支払が当然必要になります。

直ぐに貰えるものとすぐに払わないといけない金額のバランスを調べました。

流動資産÷流動負債

こちらの計算式を使うのですが、簡単に数字が大きいほど良いです。

大企業では1~2が良好な値として認知されています。

この会社のケースだと、結果は2.33でした。

非常に良い数字です。支払が少なく逆に貰う金額が多いということになります。

キャッシュフローは?

キャッシュフローの値も正常でした。

子会社投資、借入金返済・配当金支払がありましたが、資金増に着地しています

バランスもとても良いです。

収益性の観点では?

財務だけ良くても、収益性(利益)が確保できていないと存続させる体力が減っていきます。そちらを見てみましょう。

利益率

それぞれの利益率はこのようになりました。

研究開発等の費用が営業利益に含まれているので、下がっています。しかしその後の利益率は大きな変動はなく、最終的に5.9%で着地しています。

ここで出た会社の利益を使って、配当金に回す研究開発に使用するか、貯蓄するかの判断が出来ます。

私達投資家としては得られるリターンが増えると嬉しいですね!

需要が崩れにくい業種

フロイント産業は医療品、食品に使われる添加剤や機器を販売しています。

直接消費者に売るのではなく、会社に対してモノを販売しています。医療・食品は人が地球からいなくならない限り、需要はずっとあります

主要となるビジネスが急になくなるというリスクは少ないと見積もりました。そのため、継続的に高い収益性を維持できると考えています。

またSDGSにも対応した商品を開発していくそうなので、注目しています!

将来性の観点では?

会社の過去・今が良くても、将来の収益性が悪いと、衰退していきます。

MBAなどの教科書でよく出る言葉として、

会社は Going concernであるべき”とあります。会社は利益を最大限にするために存在していて、将来的にも継続していくべきという考え方です。

この考え方を私は重要視しています。会社が成長しなければ、そもそもそこに投資をする意味を見出すことが出来ないので。

私の大切なお金をどこに預けるか。そこは今後も大丈夫かという考え方です

SDGs対応

SDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略です

発展途上国の飢餓、先進国が放出する温室効果ガスなど、地球全体でこれから解決していかないといけない目標があり、それを国連で2015年に採択しました。

目標がいくつかあるのですが、食料に関わる問題にこの会社の製品が今後関わっていくと報告がありました。

SDGsについて詳しく知りたい人はこちらへ

一般社団法人イマココラボ

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。そもそもどう…

リチウムイオン電池

2030年にガソリン車の製造が無くなるというニュースを聞いた人も多いと思います。

これまでの産業の動きが激変します。

ガソリン車に代わり、電気自動車・水素燃料自動車が今後普及していきます。

その肝となるバッテリーの部材開発にこちらの会社は絡んでいます。

主要な研究開発のリストに含まれており今後の活躍が期待できます。

配当について

これまでは会社の成績について分析してきましたが、いよいよ投資家へのリターンのお話しをします。

一年間に20円の配当を予定しています。

直近の株価は790円で推移しているので、配当金利回りは2.5%となりました。

また、1年以上保有の場合はQUOカード1000円、3年以上であれば2000円がもらえます。

項目金額
100株の投資額79,000円
配当金2,000円
株主優待1,000円
合計3,000円
利回り合計3.8%

株主優待を含むと、3.8%の利回りとなります。

今後利益が毎年15%増(予定通り)の場合、それに伴い増配も見込めると考えています。

配当だけでなく、株価も今後会社成長に従い株価上昇も期待できそうです。

2021年の権利確定日:8月27日です

時間はありますが、私は先乗りしました!

割安?割高?

株式市場で現在売買されてる株価と会社の規模感を比較して、割安か割高であるか確認していきます。PERを見ればある程度わかります

PER:13.4

かなり割安の優良物件でした。

リスクも述べておきます

これまでGOODポイントばかりを述べてきたので、ネガティブとなる点も説明しておきます。

  1. JASDAQ上場株のため、景気悪化による影響を受けやすい
  2. 他社の研究開発に先を越され、ビジネス喪失する

大きく挙げられるのはこの2点です。どうしてもマーケットの大きな動きに対しては弱いです。

まとめ

私はこの会社の成績を見て、外見と中身もしっかりしている会社であると思いました。

投資家を意識したリターンもしっかり行っており、今後も成長していく意思がレポートから伝わりました。

利益をしっかり出して、それを株主に配当する。

やるべきことをしっかりやれている会社のため、投資を決意しました。

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これからもより身近に感じてもらえるように、私の知見を活かして情報を提供していきたいと思います。

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