【実体験】人間関係や仕事内容で仕事を辞めたいという人に伝えたい事

  • 2021年6月27日
  • 2021年8月25日
  • 仕事

社会人になって数年以内の若手層で、順調に仕事を勧められている人もいれば、悩みを抱えている人もいます。

「人間関係・仕事内容・職場環境」が原因で憂鬱になっている人に向け
私の体験談をもとに、どうすれば解決出来るかお話しようと思います。

私の経験

私は、日本の大手会社で経理として働いています。名前を言えば誰でも知っている会社です。就活も順調で内定をいくつか貰い、その中で一番自分を評価してくれる会社を選びました。

入社して数ヶ月研修を経た後、職場に配属されました。

最初の数ヶ月はガッツで頑張っていたのですが、新人には難しい内容の仕事も振られて、先輩や上司から厳しい指導を受けながら必死に食らいついていました。
しかし、ある日こう思いました。

「明日会社行きたくない」「誰とも話したくない」

ベットから出ることが出来ず、その日は仮病を使って体調不良ということで休みを取ることにしました。

それから異変は続き、憂鬱な状態が続き心と体のバランスが取れなくなってしまい巻いた。

こんな”どん底”まで落ちかけた私は、今でも同じ会社で働いています。
いくつか救われたことがあったので、これを共有していこうと思います。

あなたの症状を確認しましょう

・月曜日が嫌だと思う
・上司と会話したくないと思う
・周りに相談できる人がいない
・何をどうすればよいか分からない

これが2つ以上当てはまる場合は、私が昔経験した症状と同じ状態であると思います。

もし違う場合でも、ストレスにより心が疲れている傾向が見えると思いますので、最後まで読んで頂ければ参考になると思います。

心が疲れている

そもそもこの記事を読んでいるということは、仕事でのストレスを多く抱えているのだと思います。

これまで学生として、責任を持たない、”お客”側にいた人が、がらんと変わって”責任者”として会社の仕事を任される立場になりました。

今までこういった経験は当然ないので、少しずつ心に負担がかかっていきます。

心のコップ」という例えで説明します。自分で耐えることが多くなると、少しずつコップに水が注がれていきます。これが溢れてしまうと適応障害といって身体に異常が出てしまいます。

人によってこのコップの大きさと注がれる水の多さは異なります

自分はメンタルが強いから大丈夫だと思っていても、重圧によって注がれる水は気が付かないうちに多くなり、私のように身体に異常が出てくることがあります。

適応障害について専門家の解説

まずは心が疲れているということを自分自身で自覚しましょう。

自分自身を見つめ直す

もう駄目だな、限界だと思ったら、迷わずに休みを取りましょう

仮に上司がそれでも会社に来いとか言えば、ブラック確定なので、そういう会社(人)なんだって割り切って、転職の準備もしくは人事部に掛け合うということを頭の片隅に置いた方が良いです。

休みを取るのは、身体と心をまずは落ち着かせることが大事だからです。私もこれを経験したのですが、
頭が正常に回りません。
いつもならすぐに考えて思いつくこともすぐに分からない。思考力が落ちている状態です。

まずは1日~2日安静にして、携帯を置いてゆっくり休みましょう。

少し落ち着いてきたら、具体的にどういった点が自分を追い込んできたか整理しましょう。
もし整理することが出来なければ、客観的な視点から物事を考えると良いです。私の場合は、読書することで第三者の意見を取り入れて自分の置かれている状況を整理することが出来ました。

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こちらの記事で紹介している本が私がダウンしているときに読んだ本です。
外にでる気力もなかったので、Amazonでポチって、次の日に読んでいたのを思い出します。

次の事を考えてみる

ある程度自分のやりたかったこと、なぜ今の環境が合わないのかがわかってくると思います。その次にやることは今後どうしていくかを考えることです。

・このまま元の職場に戻るのか?
・異動願いを出すのか?
・転職するのか?

この3つの選択肢を考えないといけません。

私は悩んだ挙句、このまま元の職場に戻るということを決意しました。

今後のキャリアを考えてのことでした。
今の職種では専門性を磨けば、高付加価値を付けたスキル保有者になることがわかっていたので、数年頑張ってローテーションまで頑張ってみようと思いました。

ただ、心の傷は治療しないといけないしまた同じようなことになりかねないので、自分の意識を変えました。

・他人の事を気にしない
・自分がやりたいと思うことをやる
・失敗してもいいからやってみる(怒られてもそれは構わない)
・理不尽なことを言われたら、書き出してみる

自分のコップに水をためないことを意識しました。いつかこいつらを見返してやるという気持ちを心の中で持ち続けました。

スキルアップにも力を入れました。他の人に出来ないことを極めようと思い、プログラミングの勉強を行いました。

その結果、仕事で役に立たないと思っていたプログラミングは非常に役に立っていますし、評価を押し上げる結果となっています。

自分自身を見つめ直し、
・何をやりたかったのか
・今後どうしたのか

これをしっかり考えることで道は見えてくると思います。

まとめ

会社に入ってから、人間関係や業務内容で悩みを持つ人は多くいます。
私もそのうちの一人でした。

休みを取って、心が疲れた原因を考える
そして自分自身を見つめ直すという過程を得て、今の職場で活躍出来ています。

安直に転職しようという考えをするのではなく、原因を考えて今後自分は何をしたいのかをしっかり考えるようにしましょう。

人生は直線ではなく、紆余曲折があるものです。たまには寄り道もしてもいいと思います。だけど向かうべきゴールは見えておかないと、途中で見失ってしまうので
ゴールをまずは決められるように、頑張ってみましょう。

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