【進み方がわかる】仕事を辞めたいと思ったときに読むべき本 3選

  • 2021年6月26日
  • 2021年8月25日
  • 仕事

会社に入って「人間関係・仕事の内容・仕事環境」に困っている人、特に若手層に伝えたいことがあります。

社会人としてスタートを切った人は、働くことに対して大きな期待を持っていたのではないでしょうか。
私も最初はそうでした。

ワクワクと期待を持って配属されたけど、現実は全然違ったそういうギャップに苦しむ人が多くいます。

そんなあなたに私が乗り越えるために読んだ本をご紹介します。

私の経験

私も最初会社の環境に対して強い不満を持っていました。
日系大手会社に就職して最初の2年間はとてもつらい時期でした。そんな時期に私はいくつもの良書に出会うことが出来ました。

本に結構メンタルを救われたこともあったので、今でも大切に私の心の中にしまっています

私のように他の人に相談しにくい人も多いと思います。じっくり本と向き合って自分の生き方をゆっくり考えてみるのもいいかもしれません。

直ぐに転職したいという安易な考えをせず、まずは自分自身に向き合うことがとても大切です。その結果転職するという答えも見出すことが出来るかもしれません。

それでは、私が実際に読んだ3冊を紹介したいと思います。

自分で考えるということを再認識


書店でたまたま見つけた本です。当時はそこまで人気ではなかったようですが、爆発的なヒットとなりベストセラーにもなりました。
「君たちはどう生きるか」です

”自分で考える”その意味を考えさせられました。
「コペル君」こと本田潤一(15歳)が学校生活を過ごす中で経験した出来事を通じて、人間関係・物事の視点の捉え方・社会の有り様について観察し、考えを深めていく内容です。叔父さんとコペル君との間の会話を通じて、「自分で考える」「君はどう生きるのか」という”いかにどのように生きるべきか”をテーマとして、読者に投げかける内容になっています。

君たちはどう生きるか

私はこれを読んで、仕事での自分の意見をぶつけずにただ受けているだけだなと痛感しました。

小さい時はコペル君のように観察し、考えを深めてそれを他の人にぶつけるということをやっていたのですが、大人になるにつれてそれが無くなっていった

その結果、自分でこういう風にしたいという自我のようなものが失われ、ストレスとなり蓄積していったことが仕事への不満として現れたのではないかなと分析しました。

「自分で考える」という大事さを改めて教えてくれた良書です。

自分らしく生きることを再認識


「私は私のままで生きることにした」韓国のキムスヒョンさんが書いた本です。

人と比べがちで劣等感を抱きやすい方は、とても響く本です。

就活の時からこんな本で出合っていればよかったなと思います。
人生の岐路に立つ人にまずは読んでほしいですね。

私は私のまま生きることにした

「私たちはみんな、ヒーローになること、特別な何者かになることを夢見ていた。だけど今では、世界どころか自分を救うことに必死な大人になってしまった。中途半端な年齢、中途半端な経歴、中途半端な実力をもつ、中途半端な大人になった私たちは、誰もが大人のふりをしながら生きている。本書には、今を生きる普通の人へのいたわりと応援を詰め込んだ。何が正解なのかわからない世の中で、誰のまねもせず、誰もうらやまず、自分を認めて愛する方法を伝えたい。」

会社でもできる人って結構いますよね。同期の中でも目立つ人がいてだけど自分はこんなに出来ないし、絶対無理だって。

”完璧は無い” 人は他人と比べて欠けるものがあることに気が付くと、その人の人生は完璧なもので、自分は惨めだと思ってしまうものです。

たまたまその人が経験があったから出来たかもしれないですし、そもそもやったこともないのに初めから完璧な人っていないですよね。

イチローも世界で認められた名手ですが、小学校のころからバンバンヒットを打っているわけではありませんでした。

初めてだからちょっと難しいと思う。そういう気分の持ち方が大事ですね。

自分の軸って何だろうと思う人に


就活で「あなたの軸は何ですか?」と散々聞かれて、考えるのに苦労した人はとても多いと思います。

そのまま社会人になっても自分の軸って何だろう模索しながら生きている人は多いのではないでしょうか。(私もそうでした)

苦しかったときの話をしようか

もう一度自分の事を知るという大切さ今後のキャリアについて再考させられる言葉が多く、今の仕事だけが選択肢ではなく、何をやりたいか建設的に考える方法を教えてくれました。

上の2つは違い、少しビジネスチックな考えもあるので、少し抵抗感があるかもしれません。
しかし、次へのステップを切り出すための考え方や整理する方法を知ることが出来るのでとても参考になる本でした。

まとめ

今のあるべき姿に悲観して落ち込んでいる人が次に向かって頑張れるように意識を高めることが出来る本をご紹介しました。

仕事や人間関係で悩み、自分で答えを出すことはとても難しいと思います。
悩めば悩むほどドツボにはまってしまいます。

今の状態から抜け出すために、一日でも早く振り返りを実施して気付きを得てほしいと切に思います。

【君たちはどう生きるか】

【私は私のままで生きることにした】

【苦しかったときの話をしようか】

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